マンションの修繕工事で実施する防水の工法＆適した工法の選び方

今回は、「マンションの修繕工事で実施する防水の工法」と「適した工法の選び方」についてお話しします。

マンションの修繕工事で実施する防水の工法はこの4つ

ウレタン防水

ウレタン樹脂によって防水層を形成する工法です。
液状なので、複雑な形状の場所でもきれいに仕上がります。

シート防水

ゴムや塩化ビニール製のシートを敷いて防水層を形成する工法です。
短工期であるため、コストダウンが見込めます。

アスファルト防水

溶解アスファルトとアスファルトシートの組み合わせで防水層を形成する工法です。
耐荷重性と密閉性により、耐用年数が長いという特徴があります。

FRP防水

ガラス繊維でできたマットを敷き、上からポリエステル樹脂を塗装することで防水層を形成する工法です。
軽量でありながら、耐水性・耐久性・耐熱性に優れています。

適した工法の選び方

タンクやエアコンの室外機など設備が多い屋上は、ウレタン防水がおすすめです。
ただし室外機があっても床に固定されていないのであれば、シート防水もOKです。
アスファルト防水は、重量があるため建物の強度があらかじめ確認されている場合のみ施工が可能です。
FRP防水は、広い場所の施工に向いていないため、屋上よりはベランダ向きです。

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